独自のエクスプレッションの作成
After Effectsでは、エクスプレッションにJavaScript 1.2が使われます。エクスプレッションの作成に必要なステートメント、関数、および演算子は、すべてJavaScriptのものです。独自のエクスプレッションを作成する場合は、JavaScriptの構文や数値演算の基礎知識を習得しておくと、作業がはかどることがありますが、エクスプレッションを作成するうえでの基本的な論理を習得すれば、JavaScriptの参考書を見なくても、レベルの高いエクスプレッションを作成できます。 エクスプレッションは、エクスプレッションフィールドに直接入力するか、または任意のテキストエディタに入力し、それをコピーしてエクスプレッションフィールドにペーストします。エクスプレッションの要素およびその正しい構文をその場で確認するには、言語要素メニューを使います。詳しくは、エクスプレッション言語メニューの使用を参照してください。After Effects固有の言語要件については、エクスプレッション言語についてを参照してください。JavaScriptについて詳しくは、『JavaScript第3版』(David Flanagan著)などのJavaScriptの関連書籍を参照してください。 重要:JavaScriptでは、オブジェクトに格納されている値をプロパティと呼んでいますが、After Effectsでは、タイムラインウィンドウで定義されたレイヤー属性を「プロパティ」と呼んでいます。混乱を避けるために、After Effectsのマニュアルでは、JavaScriptのプロパティを、それが引数を取るときには「メソッド」、引数を取らないときには「属性」と区別して呼びます。 エクスプレッションを入力するときは、以下のガイドラインに従ってください。 関連項目: |